金曜日の夕刻、横浜に向う。乗り入れの日比谷線は菊名止まり。中目黒で降り、東横線の下りに乗り換える。乗った通勤特急で、考え事をしてメモを取る。
「自由が丘ー」。好感度高い女性たちが押し入ってくる。目の前の女性は冷たく背を向け、潤い溢れる髪はシャンプーのCMのように靡く。考え事に戻る。
快走する電車。しばらく揺れに抗いながらペンを走らせていると、ふと右に気の強そうな女性と目が合う。ペン先に目線を戻すと間もなく左に視線を感じる。色目が似合いそうな女性の突き上げる侮蔑の横目。目を逸らした瞬間、全神経が反応する。
「女性専用車両」。劇的に子犬のように小さくなった私。蘇る嘗ての失敗の記憶。透明人間になりたいと思うのは、女子更衣室に夢馳せた中学生の時以来。吹き出す汗。試合前のイタリア人サッカー選手のように髪が濡れる。
菊名で開いた扉から一目散に脱出する姿は、当てもなく飛び出すチョロQを見るよう。
安堵も束の間、入り着いた車両は天国か地獄か。男性専用車両の存在を確信する。黄金週間を前に戦いを終えた企業戦士達からの加齢臭は非科学的に増幅し鼻腔を侵し始める。横浜は遥か先だ。
04 May 2008
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4 comments:
その女性車両で目の合った気の強そうな女性はきっとブサイクに違いない。ブサイクな女ほど男に冷たいものだ。
女性も女性だよな。
一言「女性専用車両ですよ」
って言ってくれれば済むこと。
睨むことはないだろうに。
女性専用車両は登録(選抜)制にする。誰でも乗れる訳じゃない。そうしたらええさ。
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